日々

日常の癒されたこと、楽しかったことのメモ

2018-12-01から1ヶ月間の記事一覧

#14 手元の端末に心を許す

年末年始は、おちついてゆっくり読書ができる。 あちこちから本を引っ張り出してきて 休憩がてら、この本を開く。 ネット国という架空の国が舞台になっている。 この本に出てきた中で、私にとって最も身近な国だ。 もはやインターネットの世界に住んでいると…

#13 あるピアニストの心臓

日にちがすっかり空いてしまった。 この本はいよいよクライマックスに差し掛かっている。 今日は、実在したあるピアニストの心臓の話。 彼の遺体はパリの墓地にあるが、心臓はワルシャワにある。 彼は、せめて心臓だけでも祖国に埋葬されることを望んでいた…

#12 ある日々は別の日々を引っ張り出す

職場で私の属していたグループが解体し、 ほかのグループと組み合わさった。 これまでのメンバーが気に入っていたのでショックだった。 でも心配はいらないだろう。 今は不自然に思えるいびつな体制でも そのうち慣れて また新しい思い出が染み込んでゆくは…

#11 カーテンの房飾りは何の役に立つ?

この断片集のなかで「逃亡派」とタイトルのつけられている章に入る。 いよいよ中核だ。 アンヌシュカと呼ばれる主婦が主人公らしい。 舞台はどうやらロシア。 暗闇の中でアンヌシュカは発見する。 ソファのカバーの色も、カーテンの房飾りも役に立っていない…